ダ・ヴィンチニュースで『ウロボロス・レコード』が紹介されました

ニュースサイト「ダ・ヴィンチニュース」にて、『ウロボロス・レコード』(著:山下湊/イラスト:しのとうこ)が6月30日(木)発売の最新刊『ウロボロス・レコード3』とともに紹介されました。   「ダ・ヴィンチニュース」では、本作品について以下のように紹介されています。

常軌を逸した世界だが、その狂気こそがゾクゾクするほど面白い

 現代日本から剣と魔法が支配する異世界へ転生した錬金術師の生き様と、その悪逆非道ぶりを描くダークファンタジー。

 本作の主人公トゥリウスの願いは一つ、不老不死を手に入れること。現代日本で死を迎え貴族の子どもに転生したトゥリウスは、死の恐怖をまざまざと経験したことで極度に死を恐れていた。そんな彼が没頭するのは不老不死の実現が可能かもしれないという錬金術。物心がつくとすぐさま研究を始め、奴隷を使って洗脳、解剖、改造といったあらゆる人体実験を繰り返していく。彼の研究と“殺戮”を支えるメイド姿の少女ユニもまた、錬金術をほどこされた奴隷だ。

 一言で言えば、無慈悲で不気味な作品だ。物腰が柔らかく温和な主人公だが、彼の中に倫理などというものは存在せず、人を弄ぶ背徳感を味わってみたいという人にはまさにうってつけの作品ではないだろうか。

 さて、第3巻だが、冒頭にトゥリウスが登場したのち視点はエルフの里に切り替わる。エルフ世界の甘酸っぱい青春小説のようにも読めるのだが……そうは問屋が卸さないわけで。淡い期待は一瞬にして崩れ去ってしまう。

 個性豊かな面々が暴虐の限りを尽くす。なんとも常軌を逸した世界だが、その狂気こそがゾクゾクするほど面白いのだ。

(中略・抜粋)

 

紹介の全文はこちらから。ぜひご一読ください。

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