ヒーロー文庫
察知されない最強職(ルール・ブレイカー) 19
定価 : 891円(税込)
ISBN : 978-4-07-464633-3
発売日 : 2026/09/30
「僕が殺しました、ええ」――地の底で告げる残酷な真実とは? 国家の思惑が渦巻く地球で少年の影は静かに牙を剥くことに…。
「僕が殺しました、ええ」――地の底で告げる残酷な真実とは? 国家の思惑が渦巻く地球で少年の影は静かに牙を剥くことに…。 「ヒカルくん。大変なことになってるんだ」 ソリューズから告げられたのは、地球で起きている異常現象 だった。赤い月、幽霊騒ぎ、重力の異常、ネットワークの 誤作動――大陸で起きていたエネルギーの異常と似た現象が、 日本だけでなく世界各地で発生しているという。さらに日本 政府はその原因を異世界人に求め、セリカや葉月にまで調査の 手を伸ばしていた。ヒカルはラヴィア、ソリューズとともに日本へ 向かい、マスクボーイとして日本政府と対峙する。 総理大臣、次世界対策本部、日都新聞の記者たち、 そして異世界の力を狙うアメリカ――さまざまな思惑が絡み合い、 ヒカルたちの存在はますます世界の注目を集めていく。 だが、混乱は始まりにすぎなかった。 アメリカに出現した巨大なゴーレム、姿を消していた歌姫ディーバ、 聖都アギアポールで頻発する地震、モンスターがはびこる地下の“大穴”。 すべての異変は、やがてひとつの場所へと収束していく。 大穴の奥でヒカルたちが見たのは、出産を控えていたはずの タリスことタータライス=レヴィアタンの変わり果てた姿だった。 彼女の子は、異形のデスワームへと変貌していた。 ヒカルの影、ラヴィアの炎、ポーラの祈り、 そしてディーバの歌が交錯するなか、神話級の死闘が始まる。 かつての真統大戦、神々の加護、ヒカルだけが持つソウルボード。 最後の力を振り絞ってタータライスが遺したある言葉ーー。 世界を滅ぼそうとする何者かの存在は、すでに見えている。 「天の配剤だなんて言わせない」 これは運命ではない。ヒカルが自分で選んだ道だ。